冠動脈ステント留置後の外科手術周術期におけるアスピリン継続の有用性を検証する多施設ランダム化比較試験

本研究は、アスピリン内服継続/中断を無作為化割付し、周術期の心筋梗塞や出血を詳細に評価する臨床試験です。

冠動脈カテーテル治療後の患者さんが、
外科手術を受ける機会は少なくありません。

経皮的冠動脈インターベンションを受けた患者さんは、抗血小板剤(血液をサラサラにする薬)を内服されていますが、術後5年間で約3割の方が何らかの手術を受けていることが報告されています。

国内の手術成績は良好ですが、それでも周術期に微小な心筋梗塞/障害は起きています。

国内の外科手術の安全性は高く、周術期心血管有害事象は約2%と報告されています。一方で、術後の疼痛等に紛れて起こる微小な心筋梗塞/障害は約2割で生じており、抗血小板剤の継続で予防し得ることが示唆されています。

登録状況(2026年1月6日)

達成数:88件 / 目標数:1200件 7%

ASSURE-DES試験

926 件

Poise-2試験PCIサブ解析

470 件

参加施設数

45 施設

登録推移グラフ

適格基準

選択基準:

  • 冠動脈ステント留置歴(≒PCIの既往)の症例
  • 抗血小板剤1剤内服中の症例(DAPT[2剤抗血小板剤]がやめられない方以外)
  • 腹部外科手術を予定された症例すべて(術式、全身/局所麻酔問わず)(※)
※ 術後1日目・2日目に血液検査・ECGが必須のため、日帰り・1泊入院は登録困難です。

除外基準:

  • 2剤抗血小板剤[DAPT]内服中の患者
  • 抗凝固療法(DOAC、ワルファリン)施行中の患者
  • CHADS2スコア(※)≧5の著しく脳卒中リスクの高い患者
  • ステント血栓症の既往のある患者
※ 心不全1点、高血圧1点、75歳以上1点、糖尿病1点、脳卒中2点の合計点
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